ストレングスファインダーの資質TOP5レポートが2024年1月に新しくなりました。
みなさんはもうご覧になりましたでしょうか?
一度受けたことがある方はログインすることで無料で見ることができますのでぜひ見てみてください。
今回は、その新レポートに追加された「資質の組み合わせ」の活用方法についてお話させていただきます。
強みを見つけるには資質に〇〇を付ける
突然ですが、新レポートは読んだだけでは理解できませんし、活用も難しいでしょう。
ではどうしたらいいか?
最初に結論を言います。
資質に「定義」を付けてください。
え?すでに資質には意味があるのではないかって?
もちろんGullup社が考えたものがあり、それはレポートに書かれている通りです。
しかし、それではあなたの使える資質にはなりません。
このレポートを最大限活用するためには「自分専用の定義」を考える必要があるのです。
ん?難しい?どうやって考えるのって?
はい、では今からそれを説明させていただきますね。
〇〇を付けると強みが見つかるのはなぜ?
今記事の目的は新レポートである資質TOP5の組み合わせを活用し、自分自身の強みを見つけ、それを使えるようにすることです。
さて、冒頭でお伝えした通り、資質について「自分専用の定義」を付けていきます。
そもそも定義とは、物事をわかりやすく簡潔に説明することです。要は言語化ですね。
ある程度ストレングスファインダーの資質についての理解は必要かもしれませんが、レポートを読むだけでもある程度取り組めるのではないかと思います。
具体的なワークは最後にご案内させていただいていますが、まずはやってみてください。
不思議なことに、使えている資質に対してはすらりと定義が付けられます。
逆に持っていない資質には全然イメージが湧きません。
つまり、定義を考えることで”使える資質”にすることができるのです。
ストレングスファインダーの34資質
ちょっとまだ何を言っているかわからないと思うので、具体例を挙げていきたいと思います。
例えば、私のお気に入りの資質《自我》なのですが、Gullupのレポートを見ると、
・意義のある人間になりたい
・承認されたい
・独立心旺盛
という風に書かれています。
この言葉がしっくり来るのであればそのまま使っていただいても構いません。
ただ、このままだとこういう人なんです、もしくはこういう人になりたいんですという欲望止まりになってしまっています。
そこで私は、「褒められること(喜ばれること)がモチベーション」と定義付けました。
すると、【褒められることを原動力に行動できる】という強みが見えてくるのです。
まずは34資質1つ1つに定義を付けてみましょう。
上位の資質から取り組むとやり易いと思います。
ちなみに、下位の資質もどうすれば補えるか考えると定義付けをすることができます。
例えば、私は《共感性》が下位なのですが、「調和性×学習欲×分析思考のフルスロットルで補う」と定義づけました。
つまり、直感では相手の気持ちが分からないけれど、争いたくない気持ちから、その人のことや必要なことを学び、その情報を分析することで【相手の気持ちを察すること】が強みになっています。
かなり遠回りですが、下位資質は全く想像もできない意識しても使えない資質であることが多いので自分の持っている資質を使って補えるようにしておくといいのではないかと思います。
561通りの組み合わせから強みを見つける
34資質から2つを選んで組み合わせると、561パターンの組み合わせができます。
561パターン全てを見ようと思うとかなり大変ですので、上位の定義付けが簡単だったものから着手してみるといいかと思います。
私の場合は組み合わせに定義を付けることで100個の強みを見つけることができました。
私の考えた組み合わせの定義を少しだけご紹介します。
《最上志向×達成欲》
定義:誰よりも多く行動し、誰よりも良質なものを目指します
つまり、強みは【頑張り屋さん】。良くも悪くも感じますが頑張れることって素敵だなって思います。
《自己確信×分析思考》
定義:私の分析、だいたい当たります
これくらい直感で大丈夫です。これは定義がそのまま強みになるかなと思います。これとこれ組み合わされば、こんな感じになりそうだなーっていうのを簡潔に言葉にしてみてください。
私には強みがないと諦めていませんか?
さて、ここまで読んでみていかがでしょうか?挫折していませんか?ついてこれてますか?
思いつかない、短所ばかり出てきてしまう、
そんな時には考え方を変えてみましょう。
①上位資質をとっぱらって考えてみる
例えば、私は 《人間関係構築力》資質が低めで、《影響力》が高めです。
なので、基本的には1人で成果を出したいし、私のおかげって思われたいです。
でも、一つ一つで見ると《親密性》と《達成欲》という資質を持っており、そのふたつを掛け合わせると「大好きな人たちと何かを成し遂げることは気持ちがいい」という定義が出てきました。
《自我》や《自己確信》が主張すると「私のおかげで成し遂げられた」みたいなニュアンスが入ってしまうのですが、上位で邪魔をしている資質をはずして考えてみるとクリアな視点で強みを見つけられるかもしれません。
②他の人で考えてみる
こちらは、周りにストレングスファインダーの資質がわかる人がいる場合に使える方法ですが、この人のこの資質と私のこの資質が合わさるとこういうことができそうだな、という視点で探してみるということです。
強みというのは必ずしも1人で作らなければいけないというものではありません。
人と何かができるというのも1つの強みですので、
例えば、《収集心》が下位だったとして、
《親密性×収集心》で、「収集心さんと緊密な関係をつくり情報を流してもらう」
というのも1つの定義では無いかと思います。
頭を柔らか〜くして色んな発想をしてみてくださいね!
強み一覧をプレゼント
先日、X(旧Twitter)にてとある企画を行いました。
約35人もの人が協力してくださり、新レポートのまとめが完成しました。
詳細についてはポストを参照していただければと思いますので割愛しますが、Xの方で反応いただければプレゼントをお渡ししております。
内容▼
①ストレングスファインダーの資質TOP5
新レポート資質の組み合わせまとめ(現在206個、随時更新)
②かぇまるの資質定義134個
の2つが入った資料です。
よろしければXよりご応募下さい。
まとめ
ここまでで、ストレングスファインダーの資質TOP5レポートを最大限活用するためには「自分専用の定義」を考えて、使える資質、つまり「強み」を見つけるといいですよというお話をしてきました。
最後に、一点注意を申し上げます。
それは、ご自身の定義を人に押し付けないことです。
定義は人それぞれで、不正解はありません。
私の定義について共有していますが、参考にするのはもちろん嬉しいことなのですが、100人いれば100人の定義がありますので、ご自身で考え、楽しんで頂きつつ、自己理解を深めていただければなと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました!