1ヶ月書くチャレンジ、29日目のテーマは「自分にとっての幸せはどんな状態か」です。
12月に入り、2023年も終わりに近づいています。1年前の私は今の状態とは全然違いました。
そんな1年前の私を思い起こしながら自分の幸せについて言語化していきたいと思います。
幸せとは
定義って難しいですけど、ネットでは「心が満ち足りていること」「自律的に精神充足が得られた状態」というようなことが出てきました。
これまでの私は幸せについて上手に言語化できていなかったのですが、某プログラムを通して徹底的に過去を振り返り、言語化することができました。
私の中の幸せの定義は、「価値観が満たされること」だと思います。
1年前、そこそこ幸せでした
今思えば、確かに幸せだったんです。小さい幸せで満たされていたのです。
自分の望むライフプラン、旦那には愛され、先の不安と戦いつつもなんとか対策を立てて、その場は楽しい人生を歩んでいました。
妊活を検討し始めたころで、自分がちゃんと母親になれるのか、お金は大丈夫なのかなどすぐにどうしようにも答えがでないような悩みは抱えていましたが、愛されている実感もあったし、このまま過ごしていってもそれなりに幸せな時を過ごせるんだろうなとは思っていました。
でも、5年後、10年後、30年後、先になればなるほど全く想像がつかず、人生このまま進んで終わっていってもいいのかなと思うようになりました。
マズローの欲求5段階説
マズローの欲求5段階説をご存知でしょうか?
アブラハム・ハロルド・マズローという心理学者が発表した説で、欲求が5段階のピラミッドの下から順番現れ、その欲求がある程度満たされると、次の欲求が現れるというものです。
この考え方を上手に取り入れることは、人生を豊かにするヒントになるということを某プログラムでは伝えています。
私も元々この理論は結構好きで、順番に満たしていたところだったので、この後に出てくる価値観ピラミッドはかなり幸せを言語化することに役立ちました。
私の幸せを言語化すると
私の中の幸せの定義は、「価値観が満たされること」だと思うと冒頭でお伝えしました。
価値観とは、「何にどんな価値を見い出すのか」という感じ方や考え方のことです。
何を大事にして生きていくのか、人生や仕事、人間関係すべてにおいての「生き方そのもの」を表しています。
某プログラムを通して、私の言語化した価値観はこちらです。
納得:人に縛られず自由に決められる
マズローの定義で言うと、「安全の欲求」にあたるところで、危機の回避であり、マイナスの状態に転落しないための価値観です。
ちなみに「生理的欲求」については、人の生命維持に関わるものであり、いわゆる病気なのであればまずは治すというようなところで、マイナスからゼロにする段階は省略しています。
過去、私は親の言うこということを聞かなければいけないと思い込み、親の言うとおりに行動したり、クラスの子に嫌われたくないと思い込み、否定を恐れ、周りに合わせていました。
自分を出したら否定される、周りに合わせないと孤独になる、そのために我慢するけど、我慢せずに生きている人もいてそんな自由な人に劣等感を覚える。
完全に人に縛られていたんです。そんな状態の私は生きる活力なんて当然なく、生きている意味も分からないとてもマイナスな状態でした。
そんな私が嫌で、抜け出したいと思い、自分なりに考えました。
他人がどうしてほしいかよりも、自分がどうしたいか。自分が自由に選択して、それが肯定されている状態を作れるように行動したいと思っています。
そして、同じようなことで悩んでいる人にも人に縛られず自由にやりたいことを選択できる状態になってほしいなと考えています。
そこから出てきた私の1つ目の、1番下の価値観は「納得」という言葉にしました。
この「納得」した状態が私のゼロ地点となります。
熱意:愛や熱意があり、心動かされることに取り組んでいる
マズローの定義で言うと、「安全の欲求」と「所属と愛の欲求」の狭間にあるようなゼロからイチに進むための大事な価値観です。
簡単に言うと、好きなことやっている人っていいよね、自分も心の赴くままに好きなことややりたいことをやっていたいなということです。
もう少し具体的に言うと、先の価値観で、行動や事象に対して≪好き、嫌い。良い、悪い。やりたい、やりたくない。≫を選択して、自分で納得する方向に行動してきたわけなのですが、
その中でも、よりポジティブな感情で動ける状態が良いなと思います。
例えば、お金のためだけにやりたくない仕事をやるとか、好きでもない商品を売ってくる営業さんって目が〇んでいて、自分の好きなことをしている人って目がキラキラしていると思うんです。
別に仕事には限りませんが、趣味でも仕事でも、何かしら自分の熱中できるものについて語れる人は素敵だなと思うし、自分もそんな熱意を持てることを追い求めたいと思っています。
発見:新しいことを知って学びを得ている
マズローの定義で言うと、「所属と愛の欲求」にも「承認欲求」にもあたる価値観です。
私元々学ぶことが好きなんです。学校の勉強が好きとかではなく、本などの情報から何か新しいことを発見することが楽しくて、気になっていることはなんでも調べるし、知らないことがあるとモヤモヤします。そして知ったことは実際に活用するとどうなるか実行まで移すことを大切にしています。
調べて学ぶことは、問題解決にも使えるし、より良く生きることにも使えます。
世の中にある事象を「知らない」から「知っている」状態にすること自体が私にとっての喜びで、その結果より良い選択ができたり、世界が広がったり、さらにポジティブに生きられる状態に幸せを感じます。
そして、何か壁にぶつかっても解決策や受け入れられる要素を「発見」することで乗り越えられるので、これを大事にしている限り私は最強だなと思います。
いいことも悪いこともすべてが経験で、過去を振り返ったときにやってよかったな、糧になったなと思えるのであればどんな「発見」も幸せにつながると思っています。
だから私は「発見」を表現したいし、みんなにも表現してもらって「発見」を交換したいです。
自信:ネガティブな感情を押し返せるパワーを持っている
マズローの定義で言うと、「承認欲求」にあたる価値観です。この承認の欲求は2つに分かれます。
- 自己の自己に対する評価の欲求…強さや達成、熟達、能力への自信、独立や自由など、自己をより優れた存在と認める、自尊心とも言えるものへの欲求
- 他者からの評価に対する欲求...評判や信望、地位、名誉、優越、承認、重視などを求める欲求
自分の「できないこと」を「できる」ようにする。「できること」で「自信」になる。
それを人に届いたときに褒められる。さらに「自信」になる。
その結果、自分を信頼できるので、どんな行動もできるようになる。
時に、外的要因に引きずり降ろされそうになっても跳ね返すことができる。
そのために自信を付けたいし、自信のある状態を大切にしたいです。
楽しい:心穏やかに笑えて、幸せを感じられている
自己実現というよりは、自分の理想の生き方を考え、どうやって人生を全うしたいかを考えました。
その情景は、周りに大切な人がいて、みんなが前向きに考えて笑っていて、その中で私自身も必要な存在として心穏やかに笑顔でいられる状態です。
自分の葬式が開かれたとき、「笑顔が素敵な人だった」「人生を楽しんでいた」そんな風に言われたいと思っています。
どの規模でそれが成し遂げるかはわかりませんが、最低限家族にはいてほしいなと思います。
その先の自己実現
ちなみにの話なのですが、マズローは晩年にさらに1段階の欲求を追加して、「6段階説」になりました。
それが「超越的な自己実現の欲求」です。
私で言う、「楽しい」の向こう側です。
今は家族や友人の範囲でしか想像ができていませんが、もしかするとこの先たくさんの出会いがあるかもしれません。
というか、その出会いを求めていきたいと思っています。
自分の持っている経験や知識を周りにあふれさせて提供し、コミュニティを増やして、広げていきたいです。
それがかなった先に何があるのかはわかりませんが、きっと超満たされている状態になるんだろうなと思います。
まとめ
私にとっての幸せ、価値観についてお話をしてきました。
まずは、自分を持つことをゼロ地点として自分の納得することを選択して行動する。
その中でよりポジティブな感情で動けるように熱意を持てる方向に進む。
熱意があるからこそ創意工夫ができて、問題解決やより良くするために経験や学び、発見を楽しめる。
発見を自分の糧にすることで、褒められ認められ、自分を信頼することができる。
ネガティブな感情を押し返せるパワーを手に入れられる。
その結果、大切な人に囲まれ、心穏やかに笑えて、幸せを感じられる。
そんな価値観を大事にしながら日々自分を満たすことでより充実したステージに進めるなと思いました。
そんな生き方いいなあと思ってくれた方はぜひ私のこれからの発信を見ていただき、何かしらで関われたらうれしいなと思います。